がらくたおきば Ver.3.1

映画/お笑い/特撮/EUROBEAT・メタル・80's・90's/アイドル/ロボゲ・音ゲ・レース・レトロ/パチ・スロ/ウイスキーでgdgd/世界史で飯を食えたらかっこいい/物事の本質はくだらないものの中にこそあると信じてるタイプ

5/13(水)

正直な話,小学校や中学校の教員が「死ぬほど忙しい」という話を聞いても,「ほーん。なんで?」っていう気持ちが強かった。だって本当に意味がわからなかったから。twitter上で小・中・高の仕事の違いが流れてもなんとなく「あー」と思っていたけど,今週に入ってなんであの人たちが忙しいかすごくわかるようになってきた。

 

たぶんいろいろな学校で様々なオンラインサービスが導入されている。「どこまでベ○ッセに取り込まれてんねん!」と思うこともあれば,「もうちょい免許もっとるプライドもちーや!」と思うこともあるし,「なんだかんだ海外企業にゴリゴリ個人情報渡していいんですかね・・・」と思うこともある。

自分のところが何を選んでいるかはさておいて,こういうのサービスのカギはフィードバックだと思う。何か生徒たちに提出課題をやらせる,まぁこれはいい。でもそれを投げっぱなしジャーマンにするといけないと思う。だってぶっちゃけこの自粛期間,やってもやらなくても何も影響はないのだ。日報であったり,レポートであったり,形はなんでもいいけれど,結局,子どもなんて,いや,人間なんて「誰かから見られているんだ」という気持ちがなければ何もしませんよ。

このフィードバックを必死こいてやっていると余裕でゴールデンタイムなんて終わってしまうことに気づいた。小中学校の教員の残業時間が異常に長いのはたぶんその辺なのだ。しかも手書き。これは無理ですよ。早く帰れ+授業準備しろ+部活やれの地獄コンボでしょ?どこのAC北○の拳だよ。永久パターンじゃねーか。

その辺,オンラインなのでまぁ,彼らの解答を見ながらゴリゴリキーボード叩けばなんとかなる。苦労は多少減る。あと,返却時間を察して彼らが早めに提出するようになったかわからないが,とりあえず必死こいて返事を書きまくっていると,期限内の提出率は明らかに上がりだした。

この実感は正直コロナに関係のない日常のままだったらわからなかったと思う。コロナで日常が失われて,それでもなお何かしらのつながりを保ち続けないといけないからこその取り組みだと思う。

はっきりいって高校なんて,べったりべたべたなケアなんてしないし,もし日常に戻ればするつもりもない。ある程度の自立心がないと,進路実現も進級も無理だと思うし。でも,この体験の中から得られた新しい実感は,つながりの方向性を考えるうえでは非常に重要なんだろうなと思う,週半ばの発見だった。