今週のお題「遠くへ行きたい」
北九州での感染者がとても増加しているそうだ。2月の連休を北九州で過ごした身としては心配なことが多い。
そもそも今年は「月に1回,自分のテリトリー外に旅に出て,おいしいもの,おいしいお酒,楽しい夜の店を味わう」という目標を掲げて過ごすのはずだったんだ。年末は東京,1月は鹿児島,2月は小倉で楽しんで,そして3月は熊本の予定だった。なんだったらコロナがなければ4月や5月はたぶん長崎とか広島に行っていたと思う。これが全部ぽしゃった。感染症を恨むわけじゃないが,なんとも言えない気持ちにはなる。
緊急事態宣言が解除されて早2週間?か?北九州はそこから第2波が始まっている。北九州の人たちが悪いわけじゃない。立地だったり,人の往来だったり,気候だったり。そういう複合的な要素が多すぎるから単純に責められない。
北九州,とりわけ小倉はとてもいい街だった。
まず飯がうまい。僕はおでんとラーメンでひたすら飲み続けていたんだけど,もうなんか一人とは思えないぐらいの額で飲み食いしてしまった。「また来ますね!」といった手前,行かなければならぬ。そして,小倉といえば9Jack。一人で飲んでるにも関わらず行ってしまったが,死ぬほど楽しかった。やっぱり小倉は9Jack。そのあと物足りなかったらいくらでもまだ遊べる店がたくさんあった。
小倉はほとんど人から聞いた店を転々としていたが,すごく肌に合う店が多かった。アーケードの中にもうまい飯屋が多い。金券ショップもあって博多・天神に帰りやすい。こんなに素晴らしい街はない。
アーケードの中にある程度まとまっている街が好きだ。小倉もそうだし,鹿児島の天文館,熊本の市内もそうだ。松山もかなりよかった。福岡はけっこうめんどくさい。飲むなら天神,遊ぶなら中洲っていうすみわけは,べろべろになっていると面倒だ。
なんか飲んだ勢いでただ羅列するというゴミみたいな文章を書きなぐっているが,「一つの街で全部OK」というのは地方都市が多い。東京でさえ「あそこで遊んで,あっちへ行って・・・」はどうしても発生する。肌に合うのは池袋か歌舞伎町かなぁと思うけど,飲みたい店がその辺にないのであんまりいかない。地方はそういう心配がない。目的をしぼってもそのあといくらでも遊べる。
こういうへらへら酒飲んで遊ぶ一人旅を続けていきたい。これが僕の「遠くへ行きたい」。