がらくたおきば Ver.3.1

映画/お笑い/特撮/EUROBEAT・メタル・80's・90's/アイドル/ロボゲ・音ゲ・レース・レトロ/パチ・スロ/ウイスキーでgdgd/世界史で飯を食えたらかっこいい/物事の本質はくだらないものの中にこそあると信じてるタイプ

3/10(水)

「滝が欲しい」の回。

 

4/3を迎える前に無事に初代「仮面ライダー」を全話見終わり,V3に突入した。

初代に比べるとV3以降の昭和は正直1~2周見たか見てないかぐらいのレベルなので,わりと新鮮な気持ちで見ることができている。

1号・2号よりも世代を越えてV3が作品としてもヒーローとしても人気なのも,初期だけ見ていてもわりとうなずける(それも最近の”1号神格化”に伴って薄れ始めてはいるけれど)。

でも,とりあえず1クール見終わって,本当に少しだけ不満があるというか,「これはやっぱりいた方がよかったんじゃないかなぁ」というポイントだけここにメモっておきたい。

 

それは「滝和也の存在」だ。

まだ1クールしか見ていないので,佐久間ケンの存在は置いておくとして,本当に「滝和也」というキャラクター配置のおかげで,初代「仮面ライダー」はかなりお話の上では展開させやすかったんじゃないかと感じる。

よく,V3の1クール目の問題点として「2話またぎによるV3の弱体化」っていう話が上がる(実際にそうだったんだろうが)けど,これも結局怪人を対処できる存在がV3しかいないことが問題なんじゃないんだろうか。

少なくとも終盤の滝ならなんとか怪人1体ぐらい押さえつけてその間にV3が片方を処理しているという作劇もできたんじゃないんだろうか。とりあえず,1クールだけでも,V3一人しかいないが故にデストロンにつかまっちゃう人が多すぎる。

そら,「V3ェ・・・」みたいな空気になるのもわからんでもない。

でも,お話のテンポと言い,ストーリーの工夫と言い,そういうところは,初代「仮面ライダー」よりおもしろいなと改めて感じてはいる。僕に足りないと思うのは「滝和也の存在」だけだ,今のところは。