がらくたおきば Ver.3.1

映画/お笑い/特撮/EUROBEAT・メタル・80's・90's/アイドル/ロボゲ・音ゲ・レース・レトロ/パチ・スロ/ウイスキーでgdgd/世界史で飯を食えたらかっこいい/物事の本質はくだらないものの中にこそあると信じてるタイプ

2/23(水)

独学でどこまで戦えるのか,談義。

 

「なんでこの日に生まれてきたんだ陛下よ・・・」と国民の半分ぐらいが思ってるんじゃないかというこの日,せっかくの休みなのに仕事に駆り出されてしまった・・・し,思ったより長かった。うーん。自分で好んでやらしてくれって言ってるところだから文句言うのもちょっとあれか。

先日,Yahoo!のトップに9浪はまいが取り上げられていた。彼のYouTubeはあんまり見てないけど,ついに早稲田を卒業するらしい。いろいろ苦労して立派だ。彼の記事を筆頭に,2月になるとやっぱり受験の記事がいっぱい増える。お金や偏差値の話もいっぱい増える。センセーショナルな記事になるのは,やっぱり難関校受験の話だなぁと感じる。でも,世の中の大学受験者のほとんどは難関校とか受からないわけで,往々にして人は行ける大学に行くもんだという事実は毎年毎年別に感じたくもないのに感じている。

どこが「行ける大学」の設定になるんだろう?多くの人はその上限値をあげるために,予備校や塾に通うんだろう。でも,その手段は正しいんだろうかとこの数年つくづく感じる。

やっぱり有名な予備校や塾はすごくレベルが高いと思う。それこそ「難関校」と「その他」みたいな扱いになってるからこそ,東進みたいな低めの学習レベルを細分化した業態が三大予備校の一角に入ることができたんだと思う。それこそ,世の中のみんなはちゃんと見るべきだと思うんだけど,世の中のだいたいの予備校・塾は,ある程度のレベルまでは大味なクラス分けが行われて,だいたいMARCHに前後するぐらいのレベルからちょっと細かく看板クラスが分かれていく。

この構図が変わらないことに大学を目指すみんなは気づくべきだし,教授者は受験生に積極的に伝えるべき。裏を返せばそこまでは学校の傍用教材や市販の参考書でもたどり着けるはず。そこに気づいたのが武田塾を筆頭とする「参考書ルート」系の人たちなんだろうな。でも,これも結局,商業的な面が絡んで,「本当に有用な参考書」にたどり着けないパターンがある。と,いうか「それやる前にさ・・・」のパターンが多い気がする。

とりあえず平時は「がんばる方法」を探したくなるけど,毎年毎年この時期になると思うのは「地方国公立・私立は自力でなんとかなるよなぁ・・・やっぱり・・・」感だったりする。自分も利用してるしされてるけど,教育業界がいかに「サービス」業であるかをしみじみ感じる2月です。