がらくたおきば Ver.3.1

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2/22(月)

受験談義。

 

世間は猫の日だのなんだの盛り上がっていたけれど,今日は受験業界に携わる人間としてはなかなかに大事な日でしたよ。

福岡で似たような仕事をしている人はほとんどが,

「なんで被せるんや!!」

という気持ちを抱いたことには間違いないんだけど,

そういう日程を組んであるんだからしょうがない。

 

個別の誰それの結果とかをこういうところに書くのはナンセンスなので,僕がこの1年の受験を通して感じたことをいくつか。想定する学力層は偏差値50帯ぐらいの私文志望かな。

世の中には高偏差値帯・難関志望の攻略法はごろごろ転がってるけど,

実際その偏差値に至るまでがきついのよ。マジで。

 

「たかだかその程度の成績でごちゃごちゃ言うな。英語やれ」

 

これは僕が今年1年で徹底させられなかったことの1つだと思う。マジで。

成績がどの程度であろうと,なんかそれなりに受験生はみんなプライドがある。古典がどうのこうの,社会がどうのこうのとかすぐ言い出すんだけど,そういう奴に限って定期テストレベルの英語すらものになっていないのでお話にならない。

「英語の成績≒受験可能大学のレベルかつ合否の分かれ目」だと思ってこれからの受験生は英語の勉強に挑んでほしいわ。マジでこれが話にならないのにごちゃごちゃうるせぇなと1年間思い続けていた。学校傍用の基本レベルの教材ぐらいはなんの問題もなく,解答・解説できるようになろう。地方で名の知れた私大に楽勝で受かりたいなら,進研模試とかでヒーヒー言っているのはダサい。

 

「なんだかんだで出願数≒合格数」

 

本当にマネーパワーってあると思う。「奇跡の合格!」とかいうことあるけど,なんかこの数年こういう仕事してて「いや,なんぼ出願出したん?」ってマジで聞きたい。

大体,ミラクル合格の裏には鬼のような投資がある。裏を返せば,鬼のような投資がなければミラクル合格はほぼ来ません。

なんでなんでしょうね。なんかみんなが納得する根拠とか全然思い浮かばないんですけど,やっぱり経験則上,「全然出願しないチャレンジ受験」はだいたい玉砕パターンです。

そういう偏差値の人はしっかり今のうちからお金の相談をするべきなんじゃないんでしょうか。

 

今,なんとなくぶちまけたいのはこれぐらいです。

こういうこと書いても多くの人に伝わらないのはわかってる。だってみんな「現実」を直視したくないもんね。

きっと「来年は志望校に受かってる」もんね。