がらくたおきば Ver.3.1

映画/お笑い/特撮/EUROBEAT・メタル・80's・90's/アイドル/ロボゲ・音ゲ・レース・レトロ/パチ・スロ/ウイスキーでgdgd/世界史で飯を食えたらかっこいい/物事の本質はくだらないものの中にこそあると信じてるタイプ

5/1(金)

教育っていう世界は,とても聖域化された世界だということを感じる。急激にICT化が進められていく中で,それについていけいないことは,ある種,強権的に拒否することができた世界がずっと存在し続けたわけなんだけれども,もう,そうも言ってられないんじゃないかと思う。僕の職場も急激なICT化が進みだした。もうついていけない人は本当についていけないんじゃないだろうか。でも,それでドヤ顔してるのもどうなんだろうか。っていうのをぼんやり見つめている。

ICT関連の研修をたくさん受けているが,はっきり言ってペラペラペラペラしゃべるだけの研修を受けてもどうしようもないなと一日中感じていた。こういうのは本当に実際やってみないとどうしようもない。グダグダグダグダ説明だけ受けてもやらんとわからんやろうがと思いながら長い会議を聞いていた。どうして説明したら伝わると思うんだろうか。そういうことをエネルギーのない脳内に伝えられても困る。実際,自分でやってみてわかることのほうが圧倒的に多かった。

ICTとかIT関連ってそんなもんだと思う。自分で調べようとしない人ほど進歩がない。それを本当に感じている。ICT・IT関連は,実際自分でやらないと何も覚えられない。これは今日一日ですごく感じた。自分でいろいろ設定する中で覚えていくのだ。これについていけないのであれば,もうそれはこれからの時代に「負けました」と言っているのと変わらないんじゃないか。そう感じていた。

これはブーメランも入るのだけど,これまで「無理だ」という観点からICT関連を避け続けていた人は本当に苦労することになる気がする。僕はそれをT進リスペクトという形で自己昇華することでなんとか自我を保とうとしている。誰でもこれはできることじゃない。でも,どこかしら,「教員」という形で人の前に立つ人が向かざるを得ない出来事だったんじゃないかと思っている。何が正解かはわからない。だからこそ,変化していく状況を否定するのではなく,そこから得られる何かしらのメリットを自分の中に落とし込んでいく必要があるんじゃなかろうか。そう感じた5月の始まりだった。